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小論と論説
自由ソフトウェアについて
自由ソフトウェアで問題となるのは自由です。社会的に有益であれば、人びとがどのような方法でソフトウェアを使うのも自由であるべきです。ソフトウェアは物質的なもの—たとえば椅子、サンドウィッチ、ガソリンなど—とは、それをコピーしたり改変したりするのが簡単であるという点で異なります。これらの可能性がソフトウェアの便利さを最大限に引き出すのです。わたしたちは、ソフトウェアの利用者はこういった可能性を利用できるべきであると信じています。
理念
- *[1996… ] 自由ソフトウェアって何?
- *[2015] 自由ソフトウェアは、いまや、さらに重要です (RMS著)
- *[1996] 自由ソフトウェアを販売してもいいんです!
- [2012] なぜプログラムはそれを実行する自由を制限してはならないのか (RMS著) — 第0の自由は制限されてはならない。
- [2007] あなたの自由は自由ソフトウェアを必要とする (RMS著)
- [1994] ソフトウェアに所有者がいてはならない理由 (RMS著)
- [1991] どうしてソフトウェアは自由であるべきなのか(RMS著)— (これは以前のものと同じトピックを扱っていますが、より古く長い小論です)
実践
- *[2023] Tivoization — 自由ソフトウェアが実際には自由でない場合
- *[1999-2011] 自由ソフトウェアが(現実的に)優れてない場合 (ベンジャミン・マコ・ヒル著)
- [2015] 自由ソフトウェアの基準を適用する (RMS著)
- [2014] 不完全は抑圧と同じではありません (RMS著)
- [2011] アンドロイドとユーザの自由 (RMS著)
- [1997-2011] 自由ソフトウェアはより信頼できる!
ほかの領域への拡張
- *[1996] 自由ソフトウェアには自由な文書が必要である理由
- [2020] ロケットには自由ソフトウェアだけとすべきか? 自由ソフトウェアとアプライアンス (RMS著)
- [2015] 自由ハードウェアと自由ハードウェア設計 (RMS著)
- [2015] コンピュータが、忠実であるとはどういった意味か? (RMS著)
- [2012] ネットワーク・サービスは自由か不自由か; それらには別の課題がある、(RMS著)
- [2000] Gnutellaに関して
自由と不自由の混合
- [2016] 自由ソフトウェアが不自由に依拠するとき (RMS著)
- [2013] 不自由なプログラムを使うのは、良いことでしょうか? (RMS著)
- [2005] ありがとう、Larry McVoy (RMS著)
- [1998] 自由ソフトウェア運動とUDI (RMS著)
自由ソフトウェアとオープンソース
- *[2007-2021] なぜ、「オープンソース」は自由ソフトウェアの的を外すのか (RMS著)
- [2015] 自由ソフトウェアとオープンソースはプログラムのカテゴリとしてどう関係するか
- [2013] FLOSSとFOSS (RMS著)
- [2002] Linux、GNU、および、自由 (RMS著)
- [2001] Dr. Dobb's Journalの編集者へのRMSからの手紙 オープンソース運動と自由ソフトウェア運動との差異について。
- [1998] 「オープンソースソフトウェア」か「自由ソフトウェア」か (なぜ、「オープンソース」は自由ソフトウェアの的を外すのかに置き換えられました)
ソフトウェアの自由を支持する
GNUプロジェクト
- GNUオペレーティング・システム — 歴史、Linuxとの関係、など
自由ソフトウェア運動
- フリーソフトウェアファウンデーションの公式ウェブサイト
- [2004] 20年経った自由ソフトウェア・コミュニティ (RMS著) — 大きなしかし不完全な成功、今、どうするか?
- [1999] 自由ソフトウェアの15年 (RMS著)
- [1999] 自由ソフトウェア運動
自由ソフトウェアの必要性
- *[2011-2017] 政府が自由ソフトウェアを奨励するために使える方策 (RMS著)
- *[2009-2014] 学校が自由ソフトウェアだけを使うべき理由 (RMS著)
- [2014] 技術的中立と自由ソフトウェア (RMS著)
- [2013] ウルグアイからの教訓 — FSFはウルグアイで提出された法案から学びました。
- [2005] 自由ソフトウェアとe-ガバメント (RMS著)
- [2005] 自由ソフトウェアと持続可能な開発 (RMS著) — 文化の発展に関するプロプライエタリ・ソフトウェアの使用について。
行動のためのガイド
- *[2020] 不公正なコンピューティングにたとえ一度でもNoと言うことは助けになる (RMS著)
- *[2009] 自由ソフトウェアを書く動機
- [2002-2020] ワード文書の添付を止めさせることは可能だ (RMS著)
- [2019] インストール・フェスト: その悪魔とどうやって対処するべきか (RMS著)
- [2019] ウィンドウズのインストレーションからの正しいアップグレード方法は? (RMS著)
- [2018] GNU親切なコミュニケーション・ガイドライン (RMS著)
- [2017] なぜハッカソンでは自由ソフトウェアを主張すべきか、リチャード・ストールマン著
- [2014] 矛盾した「サポート」を知ろう (RMS著)
- [2012] 悪魔の擁護者がなぜ真実に到達する助けとならないか (RMS著)
- [2010] 自由ソフトウェアの優位性 (RMS著)
- [2009] いかにスウェーデンのバイレーツ党の綱領は自由ソフトウェアに悪影響を及ぼすか (RMS著)
- [2009] CodePlexに困惑しない (RMS著)
- [2008] わたしたちがUCITAと闘わねばならない理由
- [2008] 破滅的な折衷案を避ける (RMS著)
- [2007] 社会的慣性を克服する (RMS著)
- [2004] MyDoomとあなた (RMS著)
- [2003] ワード添付に対する返事の手紙 (ケビン・コール著)
- [2003] ワード添付への返事
自由ソフトウェアのライセンシング
- ライセンス — ライセンシングとコピーレフトの一般情報
コピーレフト
- *[2003] なぜコピーレフトなのか?
- *[1998] コピーレフト:実践的な理想主義 (RMS著)
- [2009-2017] GNU GPLに対する例外を売ることについて (RMS著)
- [2014] 会社があなたの著作権を求めた場合
- [2005] 検閲の嫉妬とライセンシング (デビッド・“ノバリス”・ターナー著、fsf.org)
- [2004] 有名なミュンヘン地方裁判所(ドイツ)の判決の英訳GPLの権利行使が可能性と妥当性について。(翻訳は、オックスフォード・インターネット・インスティチュートによる。oii.ox.ac.uk)
- [2002] 大学で働いている場合に、自由ソフトウェアを公開するには (RMS著)
- [2001] GNU GPLとアメリカンウェイ (RMS著)
- [2001] GNU GPLとアメリカンドリーム (ブラッドレイ・M・クーン著)
- [2001] 自由か権力か? (ブラッドレイ・M・クーンとRMS著)
- [2001] 著作物上のGPL-遵守のRTLinuxオープン・パテント・ライセンス
- [2001] GNU GPLの権利行使 (エベン・モグレン著)
- [1999] GNU FDLの適用 (RMS著)
非コピーレフト
- [2003] Appleパブリックソースライセンス(APSL) 2.0 に対するFSFの見解
- [2000] (古い)Plan9ライセンスの問題 (RMS著)
- [1998] Netscapeパブリック・ライセンスについて (RMS著) [古いバージョン]
- [1998] ネットスケープと自由ソフトウェア— ネットスケープのアナウンスについて誤解を解明する古い論説。
- [1997] Motifライセンス (RMS著)
ライセンシングの罠
- *[2009-2019] Javascriptの罠。 (RMS著) — それとは知らずに不自由なプログラムをコンピュータで毎日実行しているかもしれない—ウェブブラウザを通じて。
- [2004-2015] 自由だが、がんじがらめ - Javaの罠 (RMS著) — 2006年12月、サンはそのJavaプラットフォーム参照実装のほとんどをGNU GPLで再リライセンスしましたが、この論説で述べられた問題は、なお重要のままです。
- [1998-2009] Xウィンドウシステムの罠 (RMS著)
- [2006] 夜の太陽(サン)の興味深いできごと (RMS著)
法的問題
特許
- *[2012] 特許からの現場での防御をソフトウェアに与える (RMS著)
- [2011] ヨーロッパの「ユニタリ特許」は制限なしのソフトウェア特許を意味する可能性がある (RMS著)
- [2000-2007] EFFの「知的財産権」: MPAA (Motion Picture Association of America) DVD訴訟アーカイブ
- [2006] 取るに足らない特許の分析 (RMS著)
- [2005] マイクロソフトの新しい独占 (RMS著)
- [2005] やわらかい販売。(RMS著、theguardian.comに発表。) — EUソフトウェア特許指令の敗北についての批評。
- [2005] ビル・ゲイツとほかの共産主義者 (RMS著)
- [2005] ソフトウェア特許と文芸特許 (RMS著)— 芸術に関する技術に特許を取ることについて語る。アメリカ合衆国特許(6,935,954)は、ゲームのキャラクターが(ゲームにしたがって)狂わされたときに、幻覚を起こすことに特許を主張します。これはこの論説で引かれた仮定の例にとても近いものです。
- [2004] ソフトウェア特許と闘う - 単独で、そしてみなで力を合わせて (RMS著)
- [2005] 特許の不条理 (RMS著、theguardian.comに発表)
- [2003] FSFのW3コンソーシアムの「ロイヤリティ・フリー」パテント・ポリシーに対する意見 (書き直し)
- [2003] ソフトウェア特許からヨーロッパを救おう (RMSとニック・ヒル著)
- [2001] プリンストンの科学者が圧力がかけられた研究について訴訟(eff.orgのプレスリリース)— Felten対RIAAでは、科学者が、ディジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)によって自分の研究の公表を禁じらないという裁判所判決を求めて陳情しました。
- [2001] ハーグからの害悪 (RMS著)
- [2000] 連続的な発明、特許、模倣 (ジェームス・ベッセン、エリック・マスキン著、researchoninnovation.orgに発表、アーカイブ) — 如何に特許がソフトウェアのような分野での発展を阻害するかを数理的モデルで示した論文です。
- [1999] RMSからTim O'Reillyへの手紙、AmazonのCEO、Jeff Bezosのソフトウェア特許の期間に関する声明について。
- [1999] Amazonボイコットは成功した! (ナット・フリードマンからRMSへの手紙)
- [1999] (以前の)Amazonをボイコットしよう!
- [1999] 購入の注文をインターネットで行うシステムについてのAmazonの特許 — Amazon特許についてRMSによる注釈付。
- [1997] GNUのウェブページにGIFファイルが一つも無い理由 — ソフトウェア特許の危険を歴史的に描いたものですが、該当の特許は、今は、もう心配する必要はありません。わたしたちのウェブサイトのGIFに関するポリシーの詳細については、わたしたちのウェブガイドラインをご覧ください。
- [1996] ソフトウェア特許からヨーロッパを救おう
- [1996] 自由および不自由なソフトウェアの両方を書く権利を守ることを助けようの分類
- [1996] 特許法改正は十分ではない
著作権
- *[2002] 著作権の誤解 (RMS著) — 著作権法のよくある擁護の欠点について。
- *[1996] 著作権再考: みんなで声を上げよう (RMS著)
- [2010] パブリック・ドメイン宣言に署名しない理由 (RMS著)
- [2008] リチャード・ストールマン著、自由か著作権か? (RMS著) [古いバージョン]
- [2002] FSFのEldred対Ashcroft裁判における最高裁法廷助言要約 (エバン・モグレン著)
- [2001] 科学は「著作権を排除」すべきだ (RMS著、2001年にNature Webdebatesに最初に出たもの) — この論説はいかに著作権が科学研究の発展を阻害しているか説明しています。科学研究がインターネット上で誰もが自由に利用可能になるように公共科学図書館も興味深いでしょう。
- [2001] すぐれた著作権のポリシーの例 (humaninfo.org, アーカイブ)
- [1999] オリジナルのEldred 対 Renoの訴え— 著作権の有効期間を20年延ばすという法律を覆した裁判。
- [1996] Roderick Longの論説に対する批評 (RMS著)
プロパガンダ用語、「知的財産」
- *[2004] 「知的財産」ですって? それは魅惑的な幻です (RMS著)
- [2015] コモンギスタンの興味深い歴史(「知的財産」の用語を破壊する) (RMS著)
- [2006] 「知的財産」によって精神を混乱させられないように (RMS著)
- [2003] IP強制指令を拒否する — この指令のInternational Civil Liberties Coalition による拒否に関するコメント。
- [2003] レビュー: BoldrinとLevineの「知的財産反対論」 (RMS著)
SCOの攻撃への対応
- [2003-2004] FSFのSCOによる自由ソフトウェアに対する攻撃に関しての立場
- [2003] SCO、GNU、そしてLinux (RMS著) — SCOのIBMに対する裁判がGNUプロジェクトの作品にどのように関係するかについて論じます。
文化的、社会的問題
ディジタル社会
- *[2012] ストールマンの法則
- *[2009] ディジタル・インクルージョンは良いことか? どうやったら確かに良いこととできるか? (RMS著)
- [2007] コンピューティングの「進歩」: よくもわるくも (RMS著)
- [2003] 情報社会ワールド・サミット (RMS著)
ディジタル制限管理
- *[2006] ディジタル制限管理に反対する (RMS著) — DRMについてよくある質問への答え。
- *[2002] あなたのコンピュータを信じられますか? (RMS著) — いわゆる「トラステッド・コンピューティング」の推進について。
- [2013] GNU/Linuxの不自由なDRM化されたゲーム: 良しや否や? (RMS著)
- [2012] フランスの法律に関するわたしの間違いを修正する (RMS著)
ネットワーク・サービス
- *[2010-2020] そのサーバはいったい誰にサーブするのか? (RMS著)
- [2020] 動画の投稿 (RMS著)
- [2015] YouTubeの何が悪いか
- [2014] 理解することを誰もが許されないバグ (RMS著)
- [2011] 賢明な利用者は一つ一つのインターネットの利用のシナリオを注意深く判断する (RMS著)
- [2011] あなたのコンピューティングを制御せよ、それによって支配されないように! (RMS著)
文化について
- *[1996-2016] 読む権利: ディストピア(反ユートピア)短編 (RMS著)
- [2012] 電子書籍はわたしたちの自由を増やすべきで、減ずるべきではない (RMS著)
- [2011] 電子書籍の危険性 (RMS著)
- [2010] ディジタル経済法案: ひとりの道化には与え、もう一人の道化からは奪い取る (RMS著、theguardian.comに発表)
- [2000] 電子書籍: 自由か著作権か (RMS著)
- [2000] 自由で汎用の百科事典と学習のリソース (RMS著)
- [1999] 合衆国議会は新しい種類の独占を設立しようと脅す — 公衆に知られた情報の通知に関する私的独占を創ろうという議会の試み。
- [1999] H.R. 3028 を止めよ - ネットを守ろう - 商標の独占者を止めよ (マーク・ロテンバーグ著)
文化的作品への資金
- [2013] 芸術に出資する vs ソフトウェアに出資する (RMS著)
- [1992] DATへの正しい課税のやり方 (RMS著)
監視、検閲、ロックイン、など。
- *[2013… ] プロプライエタリなソフトウェアはしばしばマルウェアだ — ユーザに対し卑劣なことをするプロプライエタリ・ソフトウェアの明らかに確定したケース。
- *[2015-2019] 民主主義はどれくらい監視に耐えうるか (RMS著)
- [2021] WWWorst(最悪な) App ストア (アレクサンドラ・オリバ著)
- [2018] 電話による匿名支払い (RMS著)
- [2018] あなたの個人情報を安全にする過激な提案 (RMS著、theguardian.comに発表)
- [2018] 監視証言 (RMS著)
- [2012] Ubuntuのスパイウェア: どうする?? (RMS著)
- [2009] マイクロソフトは大魔王なのだろうか?([古いバージョン])
- [2008] 開発者によるソフトウェアの支配が問題なのだ (RMS著)
- [2008] それは門(ゲイツ)ではなく侵入を防ぐ横木(バー)だ (RMS著)
- [2002] ワッセナー合意 — 輸出規制の無い国々での暗号化ソフトウェアボランティアが必要です
- [2002] マイクロソフト対合衆国裁判において提示された改訂版確定判決に対するFSFの声明。
- [2000] マイクロソフト裁判の評決について
- [1999] マイクロソフトの反トラスト裁判と自由ソフトウェア
- [1996] 郵便のプライバシを守ろう (キャスリーン・エリス著)— 合衆国郵便サービスが顧客のプライベートな情報を収集するという提案されている規則に反対するキャンペーン。
- [1996] 言論、報道、集会の自由— いかにしてインターネットにおける自由を守るか。
- [1996] わたしのソフトウェアを検閲する (RMS著)。
用語と定義
- *[1996… ] 誤解を招くか含みがあるので避けた方がよい(または注意深く使うべき)言葉
- [1999… ] いろいろな言語の「自由ソフトウェア」(“free software”)の翻訳。
- [1996-2019] 自由および不自由なソフトウェアの分類
- [2013] なぜ、それを Swindle (インチキンドル)と呼ぶのか (RMS 著)
- [2002] 著作権について一般公衆の知るところ、WIPO、2002年6月。(RMS 著) — そのシステムが公衆を制限するように設計され、人々が気付かないように用語を修正してきたかどのようにWIPOが認識しているか。
理念に関するユーモア
GNUと笑おう (理念)。わたしたちはいつもいつも、まじめである必要はありません。
このページは、自由ソフトウェア運動の理念を記述した一連の論説の一覧です。これが、自由なオペレーティング・システムGNUを開発するわたしたちの動機です。
もっとも重要な論説にはアスタリスクが付けられて、それぞれのカテゴリの最初の方に載せてあります。ほかのものは逆時系列順です。